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2022年夏は計画停電する?東京はいつから?エリアや時間帯・原因も調査

2022年夏は計画停電する?東京はいつから?エリアや時間帯・原因も調査

2022年夏は例年より早い梅雨明けで、連日猛暑が続いているため、連日ニュースでは電力供給がひっ迫していると報じられています。

中には、2022年夏に計画停電の可能性はあるのか心配する声が聞かれますが、実際のところどうなのでしょうか。

今回は、

  • 2022年夏に計画停電はあるのか
  • 計画停電するならいつから?東京は?
  • 計画停電のエリアや時間帯は?
  • 電力不足の原因は?

について調査しました!

2022年夏に計画停電の可能性はある?

2022年夏に計画停電の可能性はあるのでしょうか。

結論から言うと、政府としては

計画停電は原則実施しない

方向のようです。

2022年夏に計画停電の可能性はある?引用元:経済産業省

2022年6月29日の会見でも、「計画停電は原則行わない」としています。

2022年夏の電力不足の見込みは?

2022年夏に計画停電の可能性はある?引用元:経済産業省

経済産業省が2022年5月27日に出した資料によると、2022年夏の電力は、

10年に一度の厳しい暑さを想定した場合でも、全エリアで安定供給に採点源必要な電力を確保できる見通し

とのこと。

ただし、「安定供給の指標である予備率3%」ギリギリと予想されるため、節電の呼びかけや、電力確保の努力は必要という状況のようです。

東日本大震災級の災害等で、電力供給に災害級のトラブルがない限りは、計画停電は行わずに済みそうということですね。[quads id=2]

2022年夏以前で計画停電になりそうだった年は?

電力を計画的に止める計画停電は、近年では東日本大震災直後の2011年夏のみでした。

ですが、計画停電になりそうだった年はあったのでしょうか。

2022年夏に計画停電の可能性はある?

政府が出す節電要請には段階が3つあります。

計画停電というのは、レベル3の「電気使用制限令」にあたります。

ですが、2022年6月時点で出されているのはレベル1の「節電要請」で、「数値目標のない節電要請」。

2022年夏に計画停電の可能性はある?引用元:経済産業省

このレベル1の節電要請は、2012年以降毎年呼び掛けられているものです。

レベル2の「数値目標付き節電要請」でさえ、発令されたのは2011年の東日本大震災の影響が残る2012年夏と、2013年夏と冬のみ。

2014年以降はレベル1の節電要請までしか発令されていないのです。

計画停電とならないよう、節電の必要はありますが、必要以上に不安になる必要はなさそうです。[quads id=3]

2022年夏に計画停電するならいつから?

2022年夏は、計画停電の予定は原則ないとされていますが、計画停電の危険性が高い時期はいつからいつまでなのでしょうか。

2022年夏に計画停電の可能性はある?引用元:経済産業省

経産省のデータによると、電力不足の危険性があるのは2022年7月です。

計画停電をするとしたら、2022年7月中が最も可能性が高いようです。

冬の方が可能性が高い?

一方で、2022年冬は計画停電のリスクが残っているとされています。

2022年冬に計画停電の可能性はある?引用元:経済産業省

冬季も、1月、2月に全7エリアで安定供給に必要な予備率3%を確保できず、東京エリアはマイナスの予備率と特に厳しい見通し。

引用元:サステナビリティ

電力供給がマイナス予想となる東京電力エリアをはじめ、北海道と沖縄を除く日本全国で電力がひっ迫する可能性が示唆されています。[quads id=5]

2022年夏冬に計画停電が噂される原因は?

2022年夏冬に計画停電が噂される原因として、ロシアのウクライナ戦争の影響や、火力発電所の補修が延長していることがあるようです。

  • ロシアのウクライナ戦争で、液化天然ガス(LNG)が高騰&不足している
  • 設備トラブルなどの問題で、東京電力の磯子2号機と、関西電力の高浜3号機、四国電力の伊方3号機の補修時期の延期

歴史的な円安の影響もあり、電力不足や計画停電のリスクは、2021年〜2022年の冬から継続して問題となっています。

計画停電とならないよう、2022年は夏だけでなく冬も節電を心がけていきましょう。[quads id=6]

2022年夏冬に計画停電するならエリアは?東京はある?

2022年夏・冬に万が一計画停電することになったら、計画停電の対象になりそうなエリアはどこになるのでしょうか。

2022年夏に計画停電の可能性はある?引用元:経済産業省
2022年冬に計画停電の可能性はある?引用元:経済産業省

経産省のデータによると、電力不足が懸念されるのは、

  • 2022年夏:東北電力、東京電力、中部電力エリア
  • 2022年冬:東京電力、中部・北陸・関西・中国・四国・九州エリア

です。

大都市東京も電力不足が懸念されるエリアに入ります。

個人・企業単位ともに節電の意識が必要そうですね。[quads id=7]

2022年夏冬に計画停電するなら時間帯は?

もし2022年の夏や冬に計画停電をするとしたら、時間帯はどうなるのでしょうか。

報道では、計画停電はあっても1日1回、2時間程度ずつとされています。

東日本大震災のときに計画停電があったときも、エリアによって停電の時間帯は異なりました。

2時間程度であれば冷凍庫も保冷剤など入れることで凌げると言われていましたが、ペットなどは2時間の停電でも厳しい暑さになる恐れがあります。

どちらにせよ計画停電を予防することが大事ですね。